アンチエイジング

アレクサンダー・テクニーク

日常であまり使われない健康法のひとつに、アレクサンダー・テクニークという方法があります。
アレクサンダー・テクニークというのは、オーストラリア出身のフレデリック・マサイアス・アレクサンダーが考案した健康法です。

有望な役者であった彼は、突如舞台で声が出なくなる事態に見舞われ、役者人生の岐路に立たされました。
医者にもさじを投げられ、自分で解決するしかないとなった時、アレクサンダーは三面鏡を使って、自分の発声の瞬間に自分がどのような状態になっているのかをくまなくチェックしたそうです。

そこで彼は、自分が「声を出そう」と意気込むあまり、無意識のうちに首の後部を縮めていて、声帯を圧迫していた事に気付きます。
逆に首を楽にしていれば、声が楽に出せる事にも気がつきました。

これをきっかけとして、アレクサンダーは頭や首、あるいは背骨といった部分の緊張を取り除く事で初源的調整作用を活性化させると、全力が自由に出せるという事を発見したのです。
その為には、無意識のうちに発声しているクセ、習慣によって起こっている不必要な反応を排除する必要があると提唱しました。

アレクサンダー・テクニークとは、日常生活の中で無意識のうちに行っているクセや習慣を極力抑制し、リラックスした状態を保つ事なのです。
特に、首周りに関してはそういった無意識の反応が多いと提唱しています。

実際、そういったクセなどによって身体に余計な負荷が掛かっているのは事実で、肩こり、首こり、腰痛などの要因のひとつに挙げられています。
どうしてもそういったものが治らない場合は、自分の一日の生活の中でクセになっている部分を探し、意識的になくす努力をしていてはいかがでしょう。